平成15年9月定例会 | |
出張所のあり方について・・・答弁者区長 | (1) 出張所の事務機能 住民票等の発行件数が年々減少しており、また、税金・国保料等のコンビニによる収納業務も検討されている。このような状況から、縮小する業務量に応じた出張所事務機能の見直しとともに、民間サービスを活用したサービス提供方法を検討する必要があると考える。 |
(2) 出張所の地域振興機能 出張所は、コミュニティ団体の育成・支援をはじめ、役割が増していると認識しているが、地域との協働の視点を踏まえ、そのあり方について検討する必要があると考える。 |
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保養所のあり方について・・・答弁者区長 | (1) 区として最終的な考え 保養所の運営には、過去6年間で合計34億円強、年平均5億6,700万円の負担をしている。 今後、施設の老朽化や利用者の減少などにより、一層の財政負担が強いられ、運営を続けることは非常に困難であると考えられるため、今年度中に全面的に見直す考えである。 |
(2) 保養所の代替制度 「区外施設あり方検討会」から提案のあった指定施設補助金方式については、億単位の経費負担も予想されるため慎重に検討している。 また、既存施設の有効活用の観点から民間事業者に宿泊施設として経営してもらい区民を優先的に安価で利用できるよう検討している。その他、民間旅館等と契約し区民が利用する協定施設制度等も考えていきたい。 |
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(3) 区民への周知 出来るだけ早い時期に広報紙をはじめホームページ等でPRしていきたい。 |
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(4) 閉鎖後の活用方法 伊豆高原荘と箱根荘については、民間業者に宿泊施設を経営する条件を付して貸付する方法を検討している。いずれの施設も、引き続き区民が利用できるよう話を進めていきたい。 |
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ふれあい館の委託化について・・・答弁者区長 | (1) 管理運営人件費 平成14年度決算で2億5,171万円余かかっている。 |
(2) 委託化の考え 現在、区で行っている経営刷新会議の中で前向きに検討している。 |
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(3) いこいの家との所管の統一 所管のあり方については、組織の見直しを検討しており、同一の所管とする方向で検討している。 |
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区立保育園の民営化について・・・答弁者区長 | 区としても、待機児解消に向けて避けて通れないことと考えている。 民営化を進めるためには、行政財産の扱い、職員の処遇、区民への理解など解決すべき課題が大きく一定の期間が必要と考えており、現在策定中の経営刷新計画の中で明らかにしたい。 |
学校統廃合後の特養ホームとして活用・・・答弁者区長 | (1) 特養ホームの今後の整備計画 介護保険事業計画の中で17年度及び19年度に1ヶ所ずつ整備を予定している。なお、17年度の開所に向け、大門で具体的に計画が進められている。 |
(2) 学校統廃合後の区有地の活用 特養ホームは入所希望者が多く、今後も区民に求められる施設である。したがって、区有地の有効活用方法の一つとして検討対象にしていきたい。 |
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志村高校跡地について・・・答弁者区長 | (1) 区としての要望事項 区が跡地を全て取得することは、難しいと言わざるをえない。区画道路やポケットパークなどの整備と合わせ、環状8号線の緑地帯の配置、グループホームなどの施設誘致等を要望して参りたい。 |
(2) 早期の要望提出 志村高校は平成19年3月で廃止される予定と聞いているので、早期に要望書を提出したい。 |
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環8相生町交差点の進捗状況について・・・答弁者区長 | 環状8号線は区の交通ネットワーク等の中でも重要な路線として位置付け、早期整備を望んでいる。また、都は事業者として、第二の大和町としないというの認識のもとに、高架部にシェルターを設置し、最新の大気浄化システムを導入するなど、環境面に最大限の配慮をする整備すると伺っている。今後の整備にあたってはこれまでの経緯を踏まえ、住民、議会に十分な説明を行い、適切に対応するよう都に要望していく。 |